スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

IWJ―2015/10/17 安保法成立、「子どもたちを戦場に送るな!」が切実な課題に ~イラク支援を続ける高遠菜穂子氏が語る「今の日本に伝えたいイラクの現実」

IWJからの転載です。
■2015/10/17 安保法成立、「子どもたちを戦場に送るな!」が切実な課題に ~イラク支援を続ける高遠菜穂子氏が語る「今の日本に伝えたいイラクの現実」
      http://iwj.co.jp/wj/open/archives/270820
 「病院では、イラク政府による『スンニ派狩り』に遭った人たちが血だらけでうめいていた。その1人が、『これがデモクラシーなのか』と口にした。かつて、米軍に蹂躙されたファルージャ市民が、今度はイラク政府軍に襲われている」──長年、ボランティアとしてイラクに通って来た高遠菜穂子氏は、自身が体験した戦地の不条理を語った。

 2015年10月17日、東京・東池袋の豊島区民センターにて、10・17集会実行委員会(10・23通達関連裁判訴訟団・元訴訟団14団体)主催による、「学校に自由と人権を!10・17集会 子どもたちを戦場に送るな!」が行なわれた。「10・23通達」とは、2003年10月23日に東京都教育委員会が、都立高校などの入学式・卒業式で国旗掲揚と国歌斉唱を行うように通達したものだ。これに反した多くの教職員が処分を受けており、教育現場でのナショナリズムの強化が問題視されている。
 冒頭で、「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会の近藤徹氏が、主催者を代表して挨拶をした。近藤氏は、安保関連法案が強行採決によって成立したことに懸念を示し、「日の丸・君が代」強制は戦争への道だと語った。「教育現場では愛国心を育てるために道徳教育を強化し、お国のために命を投げ出す子どもを作ろうとしている。『子どもたちを戦場に送るな!』という、この会のスローガンが切実なものになってきた」と眉をひそめると、今後の取り組みとして、安保法制に反対する各団体と連携して、憲法、平和、民主主義、教育の自由を守るために戦うと表明した。
 高遠氏は、「今の日本の状況を考えると、私から伝えたい事がいっぱいある。遠いイラクの話だと思わないで耳を傾けてほしい」と聴衆に語りかけ、「イラクから見る日本~暴力の連鎖の中で考える平和憲法」と題して、戦時下に生きる人々の様子をリアルに紹介していった。
 高遠氏は、イラク戦争の後、2005年に成立したシーア派による新政府が、宗派主義を唱えてスンニ派に対する拷問や殺害を始め、それに耐えられなくなったファルージャの人たちから、イラク戦争で自国を踏み荒らした米軍への「待望論」すら出てきたことを説明した。
 「反米感情がもっとも強い地域でさえ、米軍を待つような、ひどい事態が起きていた。それで、オバマ大統領が空爆を行ったのだ。こういう事実が日本では報じられない。日本は情報鎖国を克服し、テロを生み出す他国の背景を理解してほしい」と訴えた。
 また、日本の安保法案成立のニュースを知ったイラク人から、「日本はアメリカに追従しなきゃいけない国だからね」と皮肉を言われたとし、「イラク人の方が、日本の本当の姿、平和憲法が形骸化していることを知っている」と話した。

記事目次
 ・ 「君が代裁判」の勝利は「粘り強く戦い続けた成果」
  ・ 「イラク戦争は、大量破壊兵器を持っていないことを証明できなかったイラクが悪い」と言い続ける安倍総理~なぜこの点だけ「対米従属」ではないのか?
 ・ イラク政府の『スンニ派狩り』は、抵抗するものを『対テロ』名目で殺害
 ・マリキ政権による、権力の座から閉めだされたスンニ派への残忍な弾圧──拷問されて殺され、路上に放置された山積みの遺体
  ・シリアとイラクで有志国連合が空爆すれば、アジアやヨーロッパで報復が起きる時代へ
  ・「イラク人を助ける」と言いながらイラク人を殺す
 ・なぜ、イラクの人々はオバマ大統領の空爆を待望したのか?
 ・「日本はアメリカに追従しなきゃいけない国」と見抜いているイラク人
 ・未来の世代に渡すべきものは平和憲法と健全なメディア
 ・国家から命令されて忠誠を表すことは、憲法体系そのものの破壊
  ・ 「君が代・日の丸」関連訴訟は、長き受難を越えて勝利の兆しが
  ・「日の丸・君が代」強制は、思想・良心に対する制約

     https://youtu.be/lfAyHSeIs5w
  ・講演 高遠菜穂子氏(イラク支援ボランティア)「イラクから見る日本〜暴力の連鎖の中で考える平和憲法」
  ・歌のメッセージ 中川五郎氏(フォークシンガー)(※録画には含まれません)
  ・ 特別報告 澤藤統一郎弁護士(東京「君が代」裁判弁護団副団長)「『君が代』訴訟の新しい動きと勝利への展望」
      日時:2015年10月17日(土)13:30〜16:30
    場所:豊島区民センター(東京都豊島区・東池袋)
    主催:10・17集会実行委員会(10・23通達関連裁判訴訟団・元訴訟団14団体)
    告知:「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会

 ・2014/11/02 【兵庫】「情報量が格段に少ない日本、まるで情報鎖国」高遠菜穂子氏・泥憲和氏が講演、イラクの惨状を訴え日本政府の態度を批判
 ・2013/04/12 「イラク戦争はまだ終わってない」現地の映像と共にイラクの被害実態を明かす ~岩上安身による高遠菜穂子氏インタビュー
スポンサーサイト
プロフィール

ローパス

Author:ローパス
九条医療者の会の事務局を手伝っています。
鹿児島から発信する憲法9条と25条を活かす社会を作りましょう。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。