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◇安倍新内閣 名付けるなら (12/27 東京新聞「こちら特報部」)

たんぽぽ舎【TMM:No1710】から転載です。
┏┓
┗■新聞・雑誌から
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◆安倍新内閣 名付けるなら 
 大田昌秀さん、北原みのりさん、宮崎学さん、森田実さん、
 辛淑玉さん、國分功一郎さん


 民主党政権からの宿題は原発だけではない。元沖縄県知事の大田昌秀さん(87)は「沖縄復帰の標語は『平和憲法下への復帰』だったが、実際は『日米安保への復帰』。沖縄人は憲法を大事にする気持ちが強い。新内閣は『改憲内閣』になりかねず、心配だ」と語る。
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)について安倍首相は「辺野古移設に努力する」と言明したが、大田さんは「沖縄の怒りは頂点に達している。政府が県内移設をごり押しすれば、行政もコントロールできない事態になる」と懸念する。
領土問題についても「沖縄の漁師は日本と中国、台湾の漁民が協定を結んで仲良く漁をすればいいと思っている。尖閣諸島問題で武力衝突する事態になれば、まず沖縄が攻撃される。武力に訴えるというのは本土の人間の発想だ」と危ぶむ。

 エッセイストの北原みのりさん(42)は「戦争ごっこで遊びたい『ネトウヨ内閣』とでも名付けたい」と話す。憲法改正や対中・韓強硬路線の発言が、ネット上で熱狂的な支持を集める安倍首相。選挙中は東京・秋葉原で麻生副総理兼財務相とともに、日の丸の旗を持った群衆に歓迎された。北原さんは安倍首相やネット上の支持者に共通するのは「脳内愛国」だという。
「領土を守るためには武力行使もありと意気込むのは、よほどの平和ボケ。本物の血が流される戦場の現実感がないのだろう。日本が抱える自信喪失や社会のダメさ加減の裏返しだ」

 作家の宮崎学さん(67)も安倍氏が提唱する国防軍に引っかけ「国防軍オタク内閣」と名付けた。
「国民の生死に関わりかねない国防軍の創設は、自身の命をなげうつ覚悟があってこそ主張できるテーマ。(前回の首相時に)腹痛で辞めるような人に、国民の命を預かる覚悟があるとは思えない。せいぜい軍事オタクという程度の存在だ」同様に「極右はしゃぎすぎ内閣」と命名したのは政治評論家の森田実さん(80)だ。
「閣僚の顔ぶれに極右が目立つ。大臣をやりたい人間がポストに就いて、隠しもせずに喜びを爆発させている。自民党の政治家はもっと誇り高かったのに」愛国教育を主張する下村博文氏が文部科学相になった点についても「教育の国家統制は大間違いだ。およそモラルに欠ける政治家たちに道徳を説く資格はない」と憤る。

 女性閣僚は2人だけだが、党役員人事では政権与党として初めて女性が三役に登用された。だが、人材育成コンサルタントの辛淑玉さん(53)は「女を使い、参院選向けに美しく見せかけた『厚化粧内閣』。参院選で勝てば、その瞬間に化粧ははげ落ち、タカ派の素顔をさらす」と話す。
 行政改革担当相の稲田朋美氏らは「いわゆる従軍慰安婦の強制連行は事実無根」と積極的に発言を続けている。これに対し、辛さんは「戦時下の性暴力は男性優位の構造で起きる世界共通の現象。それを日韓問題に矮小化し、同じ女としての痛みさえ感じない。女の皮をかぶったオヤジのようなもの」と批判した。

 高崎経済大の國分功一郎准教授(38)は「教育改革に熱心な安倍さん自身、勉強が足りない」とみて、「学力低下内閣」と命名した。
 國分さんは「憲法改正を掲げるが、憲法とは『それを守る限り、国家が国民を統治できる』という国民による国家に対する”縛り”。日銀法改正も、世界各国が順守している中央銀行の独立性を侵すものだ」と説く。
「あるべき仕組みを『政治で無理やり変えてやろう』との発想は、物事を知らないから。きちんとしたブレーンを置いて勉強し直しては」

[デスクメモ] 衣の袖から鎧(よろい)がちらつく政権である。「保守」という単語が被されがちだが違和感がある。保守とは冒険主義の対極にある。安全も廃棄物処理の展望もない原発を動かし、人を国家という幻想に縛りつける。それは冒険主義にほかならない。こんな言葉のすり替えからも衣の下が透けてくる。
(牧)
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Author:ローパス
九条医療者の会の事務局を手伝っています。
鹿児島から発信する憲法9条と25条を活かす社会を作りましょう。

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